botは顧客の自由な質問に対する自動応答への可能性も大いに秘めているが、それに適切に返答するためのAI（人工知能）の発達がまだ追いついておらず、現在のところ、製品のサポートなどへの利用はまだ限定的である。しかし、予め決められたタイミングでターゲットに対して情報をPUSHしたり、入力された文字を他のアプリケーションと連携させることで、顧客の利便性を実現させる方法などは今後積極的に進められると思う。今後は顧客のアクションを誘導してそのまま決済させるなど、SNS自体が一つのアプリケーションのように機能する実装が流行りそうだ。この部分はものすごい可能性を秘めている。

当社のこれまでの知識や経験をベースにしたアイデア創出

その運用に人や時間を割く代わりに、bot機能を盛り込んだ独自のSNS戦略を実現する。最終的にはそのような運用論に繋げてゆきたい。タイミングが見れるし、でのつぶやきでお店の雰囲気を伝え、来客につながるマインドを醸成させることが主

この産業の特徴は顧客の「熱烈さ」にある。例えば、売上を「顧客数」×「顧客単価」で表すならば、この「顧客単価」が異様に高い。アイドルオタクであれば、新曲のCDを一人が何百枚も買うことはさして珍しいことではなくなった。音楽がデジタル化され、動画サイトで簡単にリーチできる時代になってしまった以上、CDなど容易く売れるわけはない。彼らは音源ではなく、CDに付帯する「握手券」を目当てに購入する。